会社で誰も使ってないLCDがあった。今まで使っていたものより少し画面が大きいみたいなので、「老眼だから少しでも大きいのを使わせてもらうよ」などとつぶやきながら交換した。
少しは見やすくなればいいなあ、とか思いつつ電源投入。あれ?なんかこれボケてない?ディスプレイの上下も黒く切れてるし。変だなあとか思ってLCDのメニューとかをいじっていてようやく気がついた。
「これ、解像度が違う!」
ちょっとだけ大きいLCDだったので、解像度は今のまま1024x768だと思い込んでいたのだが、実は1280x1024だったのだった。画面のプロパティーで解像度を合わせるとようやくくっきりした表示になった。
「相対的に字が小さくなるから老眼向きではないのだが…」
とか思いつつメーラーとかブラウザとかメニューとかのフォントの大きさを調整。それにしても画面が広い。だいぶ世界が違うもんだなあ、と思いながら今までアップグレードしていなかったことをちょっとだけ悔やんだ。
さてubuntuだ:
PCを切り替えてubuntuでも解像度変更を行う。あれだけGUIな設定ツールが整っているくせに、Xの解像度追加は/etc/X11/xorg.confを自力で編集する必要がある。(Webで軽く調べるとどうやれば良いかすぐに出てくる。)
Section "Monitor"でHorizSyncを64にVertRefreshを60に変更、Section "Screen"のmodelineに"1280x1024"を追加すると無事解像度が変更される。
まあ、これでもXの設定ファイルをしこしこ自力で作成していた時代に比べると相当楽である。
追伸:
会社で近くを見渡してみたら、17" LCDとか使ってるくせに1024x768の設定で表示させて、ボケボケ状態で使っている奴が複数いる。老眼で少しでも字が大きいほうが良いらしい。良く我慢できるなあ。こういう意味では私の老眼は未だそれほどひどくないわけだ。(というわけで久々に老眼ネタ。)