ここ1年半ほど、会社ではコーヒーをほとんど飲まず緑茶ばかりという生活を続けている。が、やはりアメリカに出張すれば、お茶がわりにコーヒーだ。シアトル駐在員時代からコーヒーにはダイエット人工甘味料を愛用している。日本では二日酔いには太田胃酸とかソルマックとかが欠かせないが、アメリカでは代わりに甘い甘いコーヒーを飲むことにしているのだ。

070606_2139001.jpg コーヒー用のダイエット人工甘味料には定番があって、ひとつはピンクの袋入りの"Sweet'N Low"、もうひとつは青い袋入りの"Equal"。私はピンクの奴を愛用していたが、今回の出張でもう一種類、黄色い袋の奴が登場しているのに気がついた。"Splenda"である。"Made from sugar so it tastes like sugar"と書いてある。

この黄色い奴はスクラロースという成分らしく、キャッチフレーズの通り、砂糖に近い味質が特徴らしい。ちなみにピンクのはサッカリン。青いのはアスパルテームで、日本でもファミレスとかで見かけるようになった。(味の素の特許裁判で話題になっていた奴ね。) 幕張のコストコで買える。ダイエットコークもスクラロース採用の奴が登場しているらしいが、アスパルテームのあの変な味というのもまた乙なものがあって、並行販売のようだ。

というわけで、今、アメリカでコーヒー飲めるところには、砂糖以外に、この3種類のダイエット人工甘味料が常備されているところが多いようだ。ま、好きなの選んでぶち込んで飲めば良いのだ。では国際線の飛行機とかでコーヒーを頼んで、ミルクとダイエット甘味料を頼みたいときはどうしたら良いか。

答:"Cream and sugar substitute, please."

コーヒーに入れるミルクはクリームと呼ぶというのは結構有名な話だと思うが、ダイエット人工甘味料の頼み方はなかなか知られていないのではないだろうか。Sugar substitute 〜 砂糖の代用品=人工甘味料。分かってしまえば何ということはない。これはNativeな人に教えてもらって、実地で試しても大丈夫なので、もし機内でダイエット人工甘味料が欲しくなったら試してほしい。(私の経験ではほとんどEqualが出てくる。単純に"Cream and Equal, please"って言えば良いだけの話かもね。)

余談:この記事を書くにあたって、改めて調べて気がついたが、自分はずっと青いEqualがサッカリンだと思い込んでいた。思い込みは恐い。

余談その2:会社に菅原さんという人がいるのだが、あだ名がSugarらしい。。。

余談その3:最初に投稿したとき、「人工甘味料」を全て「人口甘味料」と書いていた。恥ずかしい。