老眼palm

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2008年 12月のアーカイブ

西村健「突破」ほか


図書館で見つけて読んでみた。給水塔のような巨漢の私立探偵とその女性助手が繰り広げる、ハチャメチャアクション。というかアクションは後半のクライマックス部分で、前半は三つくらいの話が平行で進んでクライマックスへ持っていくという構造。主人公のキャラクターが非常に好ましく、そんなやつおらんやろ、とは思いつつスイスイ読める。助手の万季も魅力的。時間が前後する前半の進め方に最初戸惑ったのと、大文字と万季の関係が良く把握できなかったのがちょっと不満。それと時々句点(マル)を省略するスタイルは、後半多用が目立って興ざめ。でもおもしろい作者なので、別のも読もうと思う。

後半、大阪の釜ヶ崎のドヤが出てくるが、そういえば最近「だから山谷はやめられねえ」というのも読んだ。上野駅のブックガーデンで、こんな本ばかり(刑務所に入った話とか)平積みにしてあるコーナーがあって手をとったのだ。文章がイマイチこなれてないが、内容は興味深いものだった。資格もなく、経験もなく、飯場で働く末端の未熟練労働者以下だ、と自らを嘆くところがあるが、少なくとも若さがあり、それなりの体力があるのは羨ましい。こちらは長く会社で勤めているが、プロとして十分か?と問われればはなはだ心許ないし、よその会社では通じないだろうなあ、というようなことを読んでて思った。

もう一冊。今野敏「特殊防諜班連続誘拐」。これは「新人類戦線 ”失われた十支族” 禁断の系譜」を改題して再文庫化したもので、自分が今野敏を初めて読んだ奴だ。このシリーズだけ読んでて、しばらくぶりに「ビート」を読んだので、いつの間にかこんなの書くようになってたんだ、という感想を持ったのだった。若いときの作品だけあって、荒削りなところがあるが、こういうのは好きなんで、続けて再文庫化されるのも読むつもりだ。家の本棚を掘れば、何冊か出てくるような気もしないではないが。

忘年会でのど黒

昨日は会社の部署の忘年会。コースの選択の決め手になったのが、のど黒。これを食べたくて、ちょっと高めのコースにしたのだ。のど黒はおいしかったが、なんとなく集中できず、あまり綺麗に食べることができなかったのは残念。(元々、魚を食べるのはあまり上手じゃない。)

その後、カメの菊五郎と都庁のてっぺんにあるバーへ。たまには新宿の飲み会も良いだろうと思ったのは、このバーで飲んでみたかったというのもある。で、ハーパーとグラン・マニエーとキャプテン・モーガンなんぞを飲んでヘロヘロに。気の利いたカクテルなど知らないので、こういうバーでは大抵バーボンのコークハイだが、この日はさらに変なのに走ってしまった。写真も手ぶれやピンボケがひどい。1次会、2次会ともあまり段取りが良くなくて、イマイチ感がある飲み会だったが、泥酔までには至らなかったのは良かったか。

インフルエンザの予防接種

大流行の兆し、というような話も聞いた気がするので、今年はインフルエンザの予防接種を受けた。近所の医院は、花粉症でお世話になる耳鼻科も含めてどこも予防接種を受け付けている。家族全員が同じところで受けるのが良かろうということで、全員受診したことのある医院にしたが、そこは内科・小児科でメインは小児科。電話で予約して何持っていけば良いかって聞くと、診察券と母子手帳とおっしゃる。子供も結構大きくなっちゃったのに母子手帳?と思いつつ、ちゃんと保存してあるので持っていったり。

で、先週の土曜と、昨日の2回接種。会社で話をすると、大人は一回でも良いのでは?と聞いたが、調べてみると、2回受けた方が罹る率が減るらしい。それにしても一人3000円の2回で5人分は痛い。会社の補助が1000円付くが。

子供の頃は学校で毎年予防接種していたが、当時から注射はとにかく大嫌いで、未だに健康診断の採血とか恐怖感がある。今回の予防接種、小児科のお医者さん自ら打ってくれたが、ほとんど痛みがない。上手なのか、それとも器具が進歩して皮下注射位だとあまり痛くないようになったのだろうか。末の子供によれば、アメリカで打った何かの予防接種は異常に痛かったとのこと。確かに相当泣き喚いていた。痛みに対する感覚が日米で違うのかもしれないが、日本の方が上手だと思っておこう。

予防接種の待ち時間は1時間くらい。待合室に医龍とかDr.コトーとかがあったので、それで時間潰した。小児科の医院はいつも混んでいて、病気の子供がいっぱいで、本当は行きたくない。来年は空いてる内科の医院を探してみようかな。

マザーボードのBIOSアップデート

PCの電源管理のことを調べていて、マザーボードのBIOSアップデートが必要なのかな、と思って実施したので、やり方をメモしておく。結果的にあまり意味のないアップデートだった模様だが。

  1. GIGABYTEのWebサイトから使ってるマザーボードに対応するBIOSアップデートファイルをダウンロードする。落としてみると自己解凍型のアーカイブになっていて、exeファイル。Windows環境で解凍しなきゃ、と思ったが、これくらいならWineで動くんじゃないか、と思ってSynapticでWineをインストール。nautilusでexeファイルを右クリックして、「Wine Windows Program Loaderで開く」を選択する。いかにも昔のWindowsっぽい画面が開き、解凍先もWindowsっぽいフォルダが出てくるが、LinuxのディレクトリがWindowsっぽくマッピングされているので適当に解釈してInstallを実行。うまく解凍できた模様。
  2. BIOSのアップデートはQ-Flashというのを使うが、取説によればUSBからも実行できそうだが、実際やってみるとフロッピーとHDDしか選択できない。HDDの情報を見ると、後でWindowsに使うかもしれない、と思って作ってあったFAT32のパーティションが表示されているので、Linuxでsudo mount -t vfat /dev/sda3 /mntとマウントして、1で解凍したファイルを/mntにコピーする。再度Q-Flashを実行し、HDDを指定すると解凍したBIOSファイル(〜.FXXというファイル名)が見えるので、それを選択するとアップデートできた。

ということで、Windows環境なしでBIOSアップデートできたが、後から考えてみると1の自己解凍型アーカイブをWineで解凍するのは少しリスキーな気がする。(チェックサム等で確認する術もないし。)今後は無理せずWindows環境で行おうと思う。

HDDに用意してあったFAT32なパーティションは、BIOSアップデート用という意外な使い道があった。Windowsとのマルチブートなどをする気が今のところ失せているので、無駄っていえば無駄な領域だが。

♪「ひび割れた胸の隙間に」

昨日、会社でメンタルヘルスケアの講習会があった。詳しいことは省くが、要するに適度にアルコールを摂取すべしという教訓があったので、良いように解釈して会社のH氏と今日会社帰りに飲みに行ったのだった。

で、いつもとちょっと違う店に行ってみたのだが、BGMが年寄りに来る!選曲。だって、アルフィーとかカーペンターズとかジャニスイアンだぜ。松田聖子もかかっていた。泣ける選曲をバックに、会社の憂さをあれこれ語ったが、分からない曲があった。南野陽子かな、と思って持参のデジカメの音声記録機能で録音して、家に帰って再生。

♪「ひび割れた胸の隙間に〜」

聞こえた歌詞でググってみたら斉藤由貴。Youtubeで確認すると確かにそうだ。ああ、斉藤由貴、当時はちょっと引いていたが、良い歌歌ってたんだなあ、としみじみしてしまった。

今日は会社でいろいろ失敗して、いろんな人に嫌な思いをさせてしまった。一番問題だったのは、不確かな情報を元に部下を叱りつけてしまったこと。部下から「何でそんなこと言うんですか」と反撃喰らって、ようやく気がつくという体たらく。情けない。だけど、間違いを繰り返すと思うが、どんなに的外れでも部下を叱り飛ばすことは続けると思う。うまく言えないが、ダメなことはダメと言わなければいけないと思うので。

本当はもっと嫌われるリスクを気にせず、悪役になるべきなのだろうが。