堂場瞬一「擬装 刑事・鳴沢了」。どうも鳴沢了シリーズについては、あと何冊か、同じような感想を持ちそうな予感。つまり、
- 相変わらず文章が雑だが、展開で読ませてしまう。
- 鳴沢了の「原理原則の人たる偏屈さ」加減が少し和らいだような気がする。
- 昔の登場人物の再登場が多いが、どうせ昔の人を出すなら今をもう一度たっぷり出してくれ。(欲を言えば、今刑事の番外編を希望。)
そういえばブログには書いてないと思うが、堂場瞬一は近頃、「8年」や「焔」を読んだ。
この他に最近読んだのは、藤原伊織「蚊トンボ白鬚の冒険」、志水辰夫「あした蜉蝣の旅」、笹本稜平「時の渚」など。志水辰夫のは、一旦話が一段落した後の数年後の話の流れが不思議な味わい。なんていうか適当に力が抜けているような感じ。