会社の関係で、木金と連続で東京ドームに野球を見に行った。

8/28(木)は巨人・横浜戦。会社関係のアメリカ人で大の野球ファンがおり、日本のプロ野球に連れていくことになって、それに同行。昔は巨人ファンだったが、最近はどうでも良いし、後楽園球場時代に味わった、アルプススタンドの最上段でビール飲みながらだらだら見る爽快感を、ドームに求めてはダメだろうと思っていたので、東京ドームの野球観戦は初体験だ。

試合は上原が久々の先発で、初回に1点とられたものの、その裏、小笠原、ラミレス、谷のホームラン三連発で息を吹き返し、追加点もありで巨人が勝った。(途中までしかいなかったが。)横浜は毎回のようにピッチャーを交代する苦しい展開。ホームランの他にもファインプレーあり、審判の変な判定あり、といろいろあり、なかなか面白い試合ではあった。

外野席のラッパの応援は、言われているほど気にならなかったが、攻守途中でも通路をうろうろ歩いている奴が多数いてちょっと閉口。(シアトルマリナーズのホーム、セーフコフィールドでは、イニングの間は通路に出入りできないので、席をたつのは攻守交代のときだけで、とても見やすい。)可愛い女の子がでかい樽(満タンで15kgあるらしい)を背負ってビールを売りにくるのはとても便利であったが、全体に落ち着いて野球見るって感じじゃないと思った。

で8/29(金)は都市対抗野球大会の応援だ。会社の関係で、日立の某工場の人から誘われたのだ。都市対抗というのは初体験だが、都市対抗とは言っても各地の代表チームは大体は企業チームだから、もう会社の行事っていう感じがバリバリだ。入り口では日立の関連会社の人が長蛇の列を作っていたし、相手の名古屋代表 東邦ガスは東京ガスの人たちが応援に駆けつけるという感じ。入り口でHITACH Inspire the Nextのロゴ入りビブスと社歌が印刷された黄色いウチワを渡される。まわりはサラリーマンばっかって感じだが、ビブスでご覧のとおりの一体感がでる。試合開始前には日立つながりで、金メダルとったソフトボールの斉藤監督以下数名の選手も応援挨拶をしていた。(残念ながら上野とか峰はいなかった。)

応援はダグアウトの上に応援団やらチアガールやらが終始いて、試合中もガンガンやっている。プロ野球で外野席でやってるのを内野でやってるようなもんかな。おかげで試合がいつ始まったのかも分からない感じ。ビール売りの女の子も、今日はすごいですね、などと言ってたらしい。なんというか、こういう活動に相当な資源をつぎ込んでいる模様で、それをいわゆる愛社精神とかの高揚につなげているのだろうなあ、大きい会社はやっぱり違うなあと思ってしまうのであった。この試合も途中で退席したが、残念ながら日立が負けたそうだ。ともかく都市対抗の独特の世界は一度見る価値はあると思う。