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霧村悠康「脳内出血」「ロザリアの裁き」「細菌No.731」

霧村悠康の本を立て続けに3冊読んだ。最初に読んだ「脳内出血」は今ひとつ乗れなかったのだが、現役の医師が描く医療系のサスペンスということには興味を引かれたので、あと2冊読んでみた。

「ロザリアの裁き」も途中までは、何だかなあと思って読んでいたが、途中の事故のあたりから話がおもしろくなった。「細菌No.731」は話の展開が、昔の推理小説を読んでいるような感じで、そこが良かった。この3冊の中では「細菌〜」が一番良かったが、登場人物の名前が読みにくいことと、医療系の話という以外にはあまり共通するものは感じなかった。

もっと読むかどうかは微妙なところ。新幹線とか飛行機に乗る前に、何か読むものを、と考えたときの選択肢としては残るだろう。

「脳内〜」と「細菌〜」のカバーのサイトウユウスケ氏によるイラストは良いと思う。

現役医師の作家といえば、海堂尊とか久坂部羊を思い出す。それぞれあふれる才能を感じるし、忙しいのによく小説なんて書けるなあ、と感心してしまう。二日酔いで貴重な休日をだらだら過ごしてしまった自分とはえらい違いだ。

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