先週から今週にかけて、会社関係でアメリカからお客さん。そのうちの一人は以前アメリカ出張でグァカモーレを教えてくれた奴だ。仕事が終わって一杯やりながら、「あの時に食ったグァカモーレは美味かったよ、たまにBBQでスパイス買ってきて自分でも試してるよ」と伝えると、ひどくご満悦の様子。(記事にはしなかったが、今年のGWも自宅駐車場にてBBQを実施。カミさんのパート仲間やらPTAの読み聞かせ仲間にグァカモーレを振る舞ったのだ。)すると、そのアメリカ人は、ならばブラッディーマリアを飲まなきゃいかん、と力説するのである。

ブラッディーマリアってのは、ブラッディーマリーのウォッカをテキーラにした奴だ。トマトジュースにテキーラ。そのアメリカ人は、2次会に行ったバーで、ブラッディーマリアのダブルを人数分頼んで勧めてくれるわけだ。で、トマトジュースにショットグラス2個のテキーラが来る。テキーラってのは、ライムをペロッと舐めて、ショットグラスで、クイッとやるのが普通スタイル。てことで、1個は普通にテキーラとして飲んで、もう1個をトマトジュースに注いで味わう。このバーでは、トマトジュースには半分に切ったミニトマトがどっさり入ってるので大変おいしいが、テキーラをクィってのはさすがに効く。これが仕事開始の先週の水曜の話。

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さて一週間たち、仕事も何とか落ち着いたってことで、打ち上げだ。例によって2次会でバーに寄ってブラッディーマリアだが、今度はもう一味プラス。「本来ブラッディーマリアはウスターソースとコショウを入れるもんだ」と来た。ウスターソースはLea and Perrinsという奴。なんだか不思議な味わいだ。

アメリカ人ってのは人を褒めるというか、おだてるのが上手で、今回の仕事でも、「お前のおかげでうまく行ったよ」とブラッディーマリア片手に言ってくれた。多分にラッキーな面が多かったが、結果的にすんなりと行ったプロジェクトは最近とても珍しい。ずっとしょぼくれて仕事していたので、そう言われるとすごく嬉しくて、「たまには良いよね」と自分を褒めながら変なカクテルを味わった。

それにしても、同僚や部下の仕事の頑張りに対して、自分はきちんと評価しているか?褒めているか?プレッシャーばかりを与えつづけて潰していないか?