衆議院選挙の開票速報のTVを見ていたら、いつものことだが、投票終了の20:00に番組が始まった途端に当確をバンバン打っている。なんだかなあ、と思ったんで、カミさんを誘って実際の開票作業を見物に行ってきた。

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柏市の開票所は柏市中央体育館だ。柏、我孫子の千葉8区は写真の中央体育館アリーナ(写真)で、旧沼南町の千葉13区は中央体育館剣道場でやっているらしい。

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開票作業は21:15頃にスタート。投票箱から投票用紙を取り出して台に出し、投票箱は票が残ってないことを立会人が確認して、次々と倉庫に戻す。後はひたすら台の上で仕分け作業だ。

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仕分けが済むと、器械で数えていく。器械の計測は2つの器械でやり、人間のチェックも基本的にはダブルチェックのようだ。

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集計が済んだ票は、票置き台に候補者ごと、政党ごとにまとめて置かれる。ただし、この様子から形勢が判断できないようにという意向があるのか、なるべく候補者ごとに同じ数ずつ置いていく配慮がある模様。(確かに、開票速報も途中までは上位2人位は同じ数で進むし。)

左の写真は奥から、松崎、桜田、加藤、森。開票速報の数字から考えると、一束500票のように見える。この作業を見ている横にTBSの人がいて、双眼鏡で開票作業を見ながら集計していた。「票読み」という作業のようで、出口調査の結果を確実にするためにやっている模様だが、この開票所に来ていたのはTBSだけだった。もう出口調査だけで十分ってことなのかな。

22:00に最初の速報が出たときは、開票率0%で、各候補とも0票。もう少し開票が進んで、次に22:30に速報があったところまで見て帰ってきた。雨の中、こんな作業を見にいくなんて、自分でも酔狂だなと思わなくもないが、いろいろなプロセスが良く分かって、大変面白かった。いつか、票が全部開くまで見てみたいと思う。