老眼palm

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堂場瞬一「邂逅」

先週の水曜日、飲みに行った帰りに例によって秋葉原のBOOK EXPRESSで見つけた。

これでシリーズ3作目。登場人物などの設定も紹介する必要が少なくなっていて、普通に話が進んで、普通に楽しめる。明神愛美も普通に仕事に馴染んできているし、主人公の高城賢吾も普通に酔っ払いだ。

今回は定年間近のベテラン刑事、法月大智が、心臓病の持病を抱えながら、なぜそんなに無理して働くのかってところがポイントといえばポイントだ。今回の事件に関係して、昔、何かがあったんじゃないか、とか思って読んでいたが、結局、肩たたきに対して、まだ働けるというアピールだった。

自分だったら、生活の不安がなければ、すぐに仕事なんて辞めると思うんだがなあ。

普通に面白いのは構わないのだが、やっぱり何だか物足りない。「やはりコーヒーに重大な秘密が?」とは、主人公の上司、阿比留室長の飲むコーヒーを巡る描写の一部だが、何をアホなことを書いているのか、と笑ってしまった。

このシリーズは、この先も惰性で読むとは思うが、早いうちに本来のテーマに踏み込んでほしい。

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