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ELPAのER-21Tというラジオを買って以来、小さいのに周波数がデジタル表示されるし、目覚ましにもなるしってことで、DE1103よりもER-21Tを愛用している。手賀沼に自転車で出かけるときも、荷台のカバンに入れて適当にNHK第1やTBSを聞きながら走っている。ほとんどAMばかり聞いているので、DE1103の割れたような音よりは、ER-21Tの方が聞きやすい。とはいえ、やはりいかにも小さいラジオの音、という感じもあるし、いろいろ調べて、調整や改造してみることにした。(参考にしたページはこことかここ。)

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ふたを開けながら調整するために、まずは電池ボックスを用意した。電池ケースとミノムシクリップ(赤、黒)を秋葉原で買ってきて、写真のように準備。後で気がついたが、どちらの部品も近所のホームセンター(ケイヨーD2)に売っていた。秋葉原よりは高いけど、単価が安いから差は微々たるものだ。

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まずは裏ぶたを開けて、AMの受信範囲の調整とFM感度の調整。開けた状態で電池ボックスをミノムシクリップで取り付けて、電源ON。中波の受信範囲が1605kHz位までしか行かないので、一番端の状態にしてAM OSCを回して、もう少し高いところまで受かるようにした。これはうまく行った。次にFM ANTを回して、FMの受信感度がもう少し上がるようにした(ノイズが少なくなるところを選んだつもり)。こちらは効果が良く分からない。

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次に表のふたを外して3枚に下ろす。スピーカーをもう少し大きなものに交換して、さらに抵抗を直列に入れて、音量調整をやりやすくする作業に取りかかった。(39Ωの抵抗を直列に入れると良い、というのは2ちゃんで見かけた情報。)ところが、交換用に用意したスピーカーは、径はピッタリだったものの、高さが若干大きくて、ふたが閉まらないことが判明。

慌てて元のスピーカーに戻して、抵抗だけ取り付けようとするものの、音が出ない。どうせ外すからと雑に扱ったためか、壊れてしまったようだ。これは困った。

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結局、寸法を間違えて買ってきた、別のスピーカーを無理やり取り付けた。大きいスピーカーにする予定が、前より小さいスピーカーになってしまった。何やってるんだか。

AMでトーク番組を聞く分には良いのだが、やっぱり少し不満が残るので、別なスピーカーを探すか、コンデンサを入れるか何かに再トライしようと思う。

それにしても、こういう工作は何年ぶりかでやったが、老眼の身には実に辛い。