Ubuntu 9.10がいつの間にか正式にリリースされていた。そういえばベータ版を発作的に入れてから、時々アップデートマネージャを起動してチェックしていたが、ここ数日は、再チェックしてもほとんど何もアップデートされることはなかった。このPCも、気がつかないうちにRC版相当→正式リリース版相当になっていたのだろう。

これまでは日本語Remix CDで新規インストールしていたが、今回はベータ版を導入した。そのため、正式リリースまでJapanese Teamによる追加パッケージを利用することができなかった。不便だが、次のようにしてやり過ごしてきた。

  1. 2chブラウザは、JDを利用する代わりにp2.2ch.netを利用することにした。WX340Kのときは、PCとケータイの両方でp2を使うと、IDやパスワード入力が面倒だったが、iPhoneにしてパスワードをSafariに覚えさせるようにすれば問題ない。モリタポを買ってないので、書き込みができないが、読む分には不便がない。というより、むしろ快適。
  2. 日本語pdfファイルは、poppler-dataをインストールするとevinceで読める。Adobeのサイトからdebファイルを落としてインストールしてもよい。
  3. 日本語ファイル名を含むzipファイルの扱いは、いまいち厄介だ。展開して文字化けしたファイルをconvmv -r -f sjis -t utf8 fileとすれば、文字化けを直せるが、file-rollerで直接開くときにうまく扱えない。

ということで、本家でも日本語環境に特に問題はないが、3のzipファイルの問題は鬱陶しい。

結局、Ubuntu Japanese TeamのUbuntuの日本語環境のページの、「方法2 Japanese Teamのパッケージリポジトリを追加する」を行った。upgradeすると、unzipはadobereader-jpnやibus, anthyなどと一緒にインストールされ、快適に使えるようになった。

それにしても9.10にしたら、メニュー→システム→システム管理から「サービスの管理」がなくなったようだが、なぜだろう?インストールが失敗しているのか、それともUpstartの関係なんだろうか。

2009/11/1追記:

いろいろいじっているうちに、かな漢字変換ができなくなってしまった。「メニュー>システム>設定>IBusの設定」を実行すると、「IBusデーモンが動いていません。起動しますか?」と表示され、「はい」を実行してもまた同じパネルが出てきてしまう。良く分からないので、結局scimやscim-anthyやらをインストールして、「メニュー>システム>システム管理>言語サポート」で、「キーボード入力に使うIMシステム」にscimを指定して使っている。(前に比べて、変換の辞書がイマイチ貧弱な気がするが、ブログの文章を入れるくらいなら問題無しかな。)