カミさんのデジカメが壊れたというので、急遽新しいのを買うことにした。この機会にデジイチ?などと思わなくもなかったが、いまいち踏ん切りも付かず、結局前と同じくパナソニックのZX1を買った。カメラのキタムラで下取りあり・5年保証付きで27,090円也。

20091115-olympus-om10

下取りには壊れたFX8を出すつもりでいたが、カミさんは昔懐かしいOLYMPUSのOM-10をどこからか引っ張り出してきた。確か結婚してすぐくらいに買ったもののはず。なにやらメカメカしていて、そうそう、カメラってこんな感じだったよなあって思う。このモデルにしても、相当初心者向けの大量生産モデルであるはずなのだが、つくりがすごくしっかりしているように見える。

我が家のカメラは、この後、CANONのEOS Kissになって、それもレンズがカビてたりで今や使用不能だ。下取りの話があったので、こっちも引っ張り出して眺めてみたが、このあたりになると、形とかボタンのつくりは、だいぶ現在のデジイチっぽい感じになっている。なにしろ、写真関係はカミさんにまかせっきりだったので、最近自分用のデジカメ買うまでは、あまり興味がなかった。いまさらこんなことで感心したりする。

大学の時は、もっぱら8mmカメラで遊んでいた。8mmカメラはフィルムが小さいので、一眼レフに比べて同じ画角でも焦点距離が短くて済み、結構な高倍率のズームレンズが付くのが普通だ。今のコンパクトデジカメも、撮像素子の大きさがデジイチよりだいぶ小さいから、同じ理屈でズームレンズだ。自分には一眼より、こういう奴の方が似合いなのかな、と古い一眼レフを見ながら思った。

カメラのキタムラにOM-10を持っていくと、下取りは、本体かレンズかどちらかだけで成り立つということだったが、廃品処分のつもりで両方引き取ってもらった。ちょっとだけもったいない気持ちもしたが、モノよりもどんな写真を撮るかが大事だろう。パナソニックのカメラは、色が濃すぎて好みじゃないが、軽いし手軽で使い方もわかりやすそうなのが良い。