自宅のTVはJCOMで、茶の間のテレビは去年デジタル対応を済ませている。もう一台、寝室にも小さいTVがあるが、こっちはアナログ停波まで保留だなとか思っていた。ところが先日JCOMから電話が来て、JCOMの(ケーブルTVチャネルの)アナログは春先には停まるし、いろいろ特典を付けるからデジタルにしたら?とのこと。調べてみると、2台目で地デジとBSデジタルだけが見れるコースというのがあって、月額420円。寝室のTVはあんまり見てないし、今より105円安くなるので、(電話の勧誘の趣旨にはそぐわないコースだが)2台目もデジタルに移行することにした。

土日は混んでるということだったんで、金曜日に切替工事(といっても基本的にはセットトップボックスSTBを取り替えるだけだが)をやってもらった。14インチのちっちゃいテレビで、上下の切れた横長画面を見るってどうよ、と思いつつ、いろいろ試してみるが、どうも調子が悪い。今朝も布団でゴロゴロしながらオリンピックでも見ようかと電源を入れたが、

  • STBの電源が入らない
  • リセットピンを押して電源が入っても、映像音声がアナログレコードの針飛びのようにループする
  • リセットピンを押して電源が入っても、映像が固まってしまって動かない、声だけ聞こえる、リモコンが効かない

という悲惨な状況だったので、サポートセンターに電話。茶の間のTVは全然平気なんで、限りなくSTBの故障だろう。すぐに対応してくれと頼み、午前中に交換に来てもらうことになった。

故障の状態が非常に気分が悪かったので、交換に来た担当の人にゴネて、HUMAXじゃなくてPANASONICのSTBに変えてもらったのだが、メーカーが変わると想像以上に使い勝手が違う。HUMAXの番組表は、地デジ、BSデジタル、CATVの区別なくシームレスに切り替えられる。番組選択も決定ボタン一発でOKなので、使い勝手が良い。交換したPANASONICの奴は、地デジは地デジ、BSデジタルはBSデジタルと番組表が連続しない。また番組表からの選択は、右ボタンを押して「今すぐ見る」を選択しないとならなくて操作性が悪すぎる。

ゴネて失敗したと思ったが、PANASONICの方はリモコンのテンキーからの選局操作が楽なので、地デジとBSデジタルだけしか見ないという条件であれば、使い勝手は良い。(と思い込んでおこう。正直、JCOMならHUMAXの方が親和性が良さそうだ。)

そういえば、茶の間のテレビは4年前のオリンピックの開幕直前に壊れて、慌ててビックカメラで安いSONYの25型を買ったのだった。おかげで荒川静香のイナバウワーが見れて良かったが、あれから4年。テレビを巡る情勢は、技術的にも社会的にも変わってきている気がするが、個人的には本当にテレビを見なくなった。特にドラマがダメで、1時間なりを連続して見るということができない。堪え性がないってことだから、歳のせいなんだろう。