真崎薫シリーズの2作目。1作目はハードカバーが出たときに読んで、紹介していた。その後あまり気にしてなかったんで、シリーズ化も気がつかず状態だったが、文庫で出てたので読んでみた。

1作目のように気にいらないところはなく、普通におもしろく読める。まー、ストーリーがアレなので、読後感は良くないが。そういえば、警視庁捜索課 高城賢吾シリーズも来週から連続TVドラマで放映されるそうだし、会社でポロッと堂場瞬一はよく読んでいる、とか話したら、「へー、私も全部読んでますよ」と言われたり、なんだかメジャーになったもんだなあと思う。

最近では「交錯」と「漂泊」を読んでいるが、いずれも面白く読んだ。普通に楽しんで、特に文句言いたい気分にもならずってことだと、あんまりブログのネタにする気にもならなかったりする。

ところで今、警視庁失踪課のTVドラマのWebサイトを見てみたら、どうやらTVには阿比留室長が出てこない模様。キャスティングが難しいのだろうが、ちょっと残念かも。じゃ、誰が?って言われても、「シリウスの道」のTV版の流れで、この人しか思いつかない。こんな役が似合う女優さんっていないのかな。垣根涼介の「君たちに明日はない」のTV版で、芹沢陽子を田中美佐子がやっていたのには唖然としたが、普段TVドラマを見る人間じゃないので、贅沢は言えない。