いろいろ紆余曲折した感じなので、メモを残しておく。
ubuntuでWindows環境で作ったzipファイルを展開すると、SJISのファイル名が化ける問題は、Ubuntu Japanese Teamの追加パッケージのunzipを使えば対応できていた。
ところが、ubuntu 10.04ではLANGがja_JP.UTF-8ではなくja_JP.utf8になるケースがあって、ja_JP.UTF-8だけを想定している追加パッケージのunzipでも文字化けが発生していた。仕方がないので、~/.xprofileに"export LANG=ja_JP.UTF-8"を仕込んでしのいでいた。
調べてみると、~/.dmrcが悪さをしているという記事がみつかり、その記事にしたがってdpkg-reconfigure localesして~/.dmrcを編集して対処した。これで~/.xprofileは不要になってすっきりする。
これで一段落と思ったが、2ch経由で知ったフォーラムの記事によれば、将来LANGは*.utf8形式に収束するらしい。次の対応をとった。
- Ubuntu Japanese Teamのリポジトリからunzip_6.0-2~5.52~ja4_i386.debをインストールする。(このバージョンはUTF-8とutf8の両方に対応している。)
- sudo dpkg-reconfigure localesする。
- ~/.dmrcを編集して、Language=ja_JP.utf8にする。
- 再ログインする。LANGはja_JP.utf8になる。
多分これで一件落着だろう。結局、ubuntu 10.04にはUbuntu Japanese Teamのパッケージリポジトリは適用せず、次の対処だけを行っている。
- 日本語pdf用にpoppler-dataをインストールする
- Ubuntu Japanese TeamのリポジトリからSJIS対応unzipのdebファイルをダウンロードして、それをインストールする
フォーラムの記事から辿っていくと本家のunzipにもパッチが当たりそうな、当たらなそうな話があるようだ。日本語以外の環境に影響を与えない範囲で、本家に取り込まれて欲しい。