ubuntuの新しい奴が出る頃になると、VirtualBoxで適当に試している。今度の11.04 nattyも、ちょっと前から試しているが、2chでの評判がいまいちピンとこない。単純にVirtualBoxで試すだけでは、今度のubuntuのウリである、新しいUIのUnityというのが動かないようだ。

適当にぐぐったら、VirtualBoxでubuntu 11.04のUnityを試す方法という記事が見つかったので、その通りやってみた。(VirtualBoxで動かしているubuntu 11.04で、apt-get update; apt-get install virtualbox-ose-guest-utilsを実行して、再起動する。)

それで再起動してログインしてみたが、いつまでたっても画面が表示されない。マウスをクリックしたりしているうちに、なにやら左のほうにいろんなアイコンが表示された。これがUnityって奴か。試しにfirefoxを立ち上げてみると、全画面表示で立ち上がって、アイコンの画面は消える。アプリケーションのメニューは、パネルの中に表示されるので、アプリケーション自体の表示エリアは広くなるんだけど、なんだかすごく微妙な感じだ。

ベータ版ゆえの動作の不安定さを差し引いたとしても、ひとつのアプリを全画面表示させることが前提のUIっていうのは、普通のデスクトップではどうなんだろう?まあ、会社のWindowsではそんな感じの使い方をしてることもあるけど、違和感がある。(そういえば、あのGNUのrmsのPCは、全画面表示のemacsがひとつだけ起動されている、と聞いたことがあるなあ。)

11.04がリリースされたら、それに切り替えるつもりだが、UIはubuntu classicで使うことになるだろう。歳を取って新しいものが受け入れられなってるのは悲しいが、新しいUIで何か良いことがあるのか、思いつかないのである。