10月の始めに海外出張があった。
海外出張といえば、最近3回中2回、カバンが出てこない目にあったので、それだけが心配だった。今回の出張は4泊5日(うち一泊は機内)と短く、荷物はもしかして機内持込みできるんじゃないか?と思った。
そのためには、適合サイズのカバンが必要だってことで、長年購入を迷っていたコストコのスーツケースの小さい方を買った。8,780円也。要するにパスファインダーのパチモノだが、カークランドシグネチャーブランドというのを気にしなければ、多少作りの雑なところはあるが、なかなか良いと思う。トロリーは2輪なので、直立した状態では動かせないが、電車の中で勝手に転がっていかない。
サイズは51x35x22cmで、国際線の機内持込み基準をギリギリでクリアするはず。このサイズで、スーツや現地3泊分の着替え、ウィンドブレーカーなどを入れるとちょうど良い。だが、これとPCを入れたブリーフケースの二つを機内持込みとなると、係員の機嫌が悪かったりすると断られるんじゃないか(笑)、とかいろいろ考えてしまう。
結局、ブリーフケースに一泊分の着替えやら当座に必要なものをパンパンに詰め込んで、いつもの通りスーツケースをチェックインした。
今回の出張はロンドンヒースロー空港で乗り換えだった。成田からの便が遅れ、乗り換えに時間的余裕がないなあ、と思っていた。そしたらヒースローでANAのスタッフに声を掛けられ、ずっとそのお姉さんの後をひたすら付いて歩いてなんとか間にあった次第。スーツケースを機内持込みにしてたら、荷物を引いて延々急ぎ足の羽目になったかと思えば、やはり預けて正解だったか。
同行の部長がFrequent Flyerなので、荷物を一緒にPriority扱いしてもらうことができて、それもあってか、目的地でスーツケースは無事に出て来た。もっとも、付けてあった南京錠はおろか、
今回使ったANAのロンドン便は、777の最近投入された機材を使っている。エコノミーの席は広くて、装備が大変良く快適だった。ACコンセントもあるし、USBの口もあってiPhoneの充電もできる。席の仕様は、今話題の787のエコノミー席とも同じもののようだ。
問題は、今JALの方が安いので、出張ではサービスの悪いJALを選択せざるを得ないこと。今回の出張先なら、イギリス国内の移動がStar AllianceになるのでANAで大丈夫だけど。
なお今回の出張では、荷物を減らすためにOLYMPUS E-PL1の持参を断念したので、写真はRICOH R10とiPhone 3GSで済ませた。無理しても持っていけば良かったかな。