ubuntuでは、11.04から標準のGUIがUnityになった。このブログにも何回か書いたが、どうにもUnityになじめず、以前のGNOME2の環境を模擬するGNOME Classicを使ってしのいできている。

TwitterでGNOME3は意外に使えると聞いて、試してみたところ、確かにGNOME3なら大丈夫そうだ。ubuntuソフトウェアセンターからGNOME Shellをインストールすれば良い。

Unityと大して違わない気がするのに、なぜGNOME3が良いのか。アクティビティを押さなくても、左上にカーソルを持って行くだけで済むとか、グローバルメニューじゃないとか、アプリケーションの並びがGNOME Classicのメニューと同じ順序なので、探しやすいとか、ほんのちょっとした事だけだと思う。

大丈夫とは言っても、気になる点が2つあった。

ウィンドウの一覧がパネルに出ない

tint2というのを使うしか対処方法がなさそうだ。tint2を動かすと、デフォルトでは画面の下の部分にウィンドウの一覧が表示されるようになる。縦が狭くなるが、ここに置くのが一番良さそう。設定で画面上に置くと、GNOME3のパネルに隠されてしまってダメだった。

クリック一発でデスクトップを表示させたい

これも、そのものズバリの方法がなく、tint2のFAQの”Adding a 'show desktop' button"のようにやるしかなさそう。wmctrlパッケージをインストールして、デスクトップ表示モードをON/OFFさせるスクリプトを、時計表示の左クリックで起動させるというもの。

若干不満はあるものの、しばらくこの状態で使おうと思う。

というわけで、現在のスクリーンショットはこんな感じ。クリックすると原寸大になる。なんだかんだ言って、GNOMEは画面がカッコイイので、いまさらLXDEやxfceには移れない。英数字のフォントは、Liberationのシリーズを使っている。すっきりしてていい感じ。