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正月の三日。カミさんはひとりで二泊三日で中山道を歩きに行くというので、見捨てられた自分は高尾山に登ってみることにした。

見捨てられたと言っても、新宿までは一緒に行って、そこからJRの特快で高尾まで行って乗り換えて、京王線で高尾山口に。人の流れについて行って、ケーブルカーの駅についたのが9時ちょっと前。

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登りは稲荷山コースへ。尾根を歩く見晴らしの良いコースである。

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結構本格的な格好をしてる人も多いが、こんなひらひらの人もいる。(さすがに足もとはまあまあしっかりしてる。)高尾山はそういう気軽なハイキングコースのはずなのに、日頃の不摂生のために、歩き出すとすぐにハアハア状態だ。冬だから寒いと思って厚着してきたのに、すぐにフリースを脱ぐ羽目になった。

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稲荷山コースの途中の展望台は、スカイツリーも東京タワーも高層ビル群もよく見えて絶景だった。

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最後にやたらツライ階段があるが、それを越えると今度は富士山。この日は雲がかかっていたが、柏方面からようやく観るよりくっきりしていて、やっぱり良いなあ。

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山頂で適当に過ごして、さてどうするかと思ったが、初めて来たので薬王院の方におりてみた。こんな急な階段で、逆のコースでここを登るのは大変だな、と思いつつ下りる。

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奥の院でお参り。そうか、人が多いと思ったが、初詣だったか。

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初詣は前日に湯島天神に行ったけどなあと思いながらも、ここは巫女さんが引いてくれる方式だからと、おみくじを求めると、凶。たしか去年も布施弁天で凶を引いていて、二年連続。

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おみくじが凶だったので、何となく元気がなくなってしまった。お土産に「天狗の鼻かりんとう」を買って下山。残りの道は舗装された坂道をひたすら下って、なんだか山に来た気がしないなあと思いつつ帰った。

今年の正月休みは6日まであって長かったが、高尾山登山の話をブログに書くこともせず、残りはぐたぐた過ごしてしまった。会社で最初の一週間を過ごすと成人の日のために三連休。ちょっと物足りない感じがあったから、三連休の中日にもう一度高尾山に登ってみることにした。そんなこんなでブログも2回分まとめて書いている。

実は柏からだと筑波山に行くより高尾山に行くほうが交通費が安い。つくばからのバスが高いせいだが、今回は新宿から京王線の準急を使ったので、前回より更に安くなった。(JR区間は定期も使えるので更に高尾山が有利。)

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今度は稲荷山コースの隣の6号路を行ってみた。

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ここは川沿いに登るコースで見晴らしは良くないけど雰囲気は良い。この日は、ヒートテックの長袖にタイツ、厚手のシャツにシャカパン、ウィンドブレーカーってな格好だった。暖かい日だったし動くと汗ばむから、ヒートテックじゃなくて普通の化繊の長袖シャツの方が良かったかもしれない。

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日陰に霜柱が立っている。霜柱なんてあんまり見たことがなくて珍しい。シモバシラという氷の花を咲かせる草花もあるそうだけど、見かけなかった。

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6号路を上がって、高尾山頂には寄らず、奥高尾に向かった。この日の一丁平からの富士山は、ちょっと空気のクリアーさが足りない感じだけど、雲がかかってなくてきれいに見えた。

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城山の茶屋。この日は10時ちょっと前に登り始めて、ここに着いたのが12時20分頃。

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名物のなめこ汁と持参のコンビニおにぎりで昼飯。なめこ汁は、唐辛子をかけすぎて辛かったが、おいしかった。キャンプ用のバーナー持参で、カップラーメン食ったり、肉豆腐みたいなものやってる人がいて、ちょっとうらやましい。

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城山からは富士山と相模湖のツーショットが見れる。

このあと小仏峠から相模湖に下りるコースもあったが、安直に小仏バス停に出てそのまま帰った。10時に登り始めて、高尾の駅に戻ったのが14時頃。柏から高尾まで2時間かかるのがネックだが、傾斜もきつくなくて今回のコースは自分の体力的にちょうど良かった。

高尾山周辺は他にもいろいろなコースが取れるから、また行こうと思う。そういえば今年はまだ筑波山に行ってない。近場だとこの二つの山だろう。

今年の成人の日は大雪の一日だったが、山道はどうなっただろうか。