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この週末は、息子の引越しで大阪に行ってきた。ここひと月くらいの間で大阪行きは三回目だし、少しでも安いやつが良いと思って、行きはJRの高速バスのドリーム号にした。出発は八重洲南口から23:50。出発までちょっと時間があるので、東京駅構内の地下のグランスタとかいうところに待合室みたいなのがあったので、そこで少し時間を潰した。ワンカップと、hontoのポイント15倍につられて買った、電子書籍の「ちはやふる」とで。

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ドリーム号は3列シート仕様のやつで、シートはこんな様子。3列と言っても、実際には2列+1列みたいな感じで、予約がとれた真ん中の席は2人掛けの通路側に相当する。早割、ネット割を効かせて7,640円也。

シートはかなりの角度でリクライニングになるが、目一杯に背もたれを倒すとかえって尻の安定が悪くて椅子から滑り下りてしまう感じ。背もたれはあまり倒さないほうが良い。毛布があるが、足元は少し冷える。また、振動も結構気になってしまう。ただ、いびきのうるさい人が気になるわけでもないし、出発したら社内はすぐ暗くなるので、耳栓もアイマスクもあまり出番がなかった。

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ドリーム号は、大森一樹の映画「風の歌を聴け」に主人公の帰省の足で登場したのがずっと気になっていた。映画で見たドリーム号はただの観光バスだったが、今回乗ったのは、3列シート、2階建て、トイレ付きとかなり様変わりしている。ツバメのシンボルマーク付きなのは、国鉄バス時代から変わってないのかな。乗り心地は想像よりは全然快適だった。今度はJRじゃないのも色々試してみよう。

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なるべく遅く出て遅く着く奴にしたが、それにしても梅田に8:30には着いてしまう。とりあえずその辺でモーニングセットで朝飯にして、時間つぶしのため、阪急に乗って万博記念公園に向かった。

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こないだ見に来たときは、雪が舞っていたのに、一ヶ月くらいたったら桜が満開だ。

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ようやく念願の太陽の塔の裏側を見た。ビジュアル的にはこっちの方が好きだ。単にペンキで描いてあるだけかと思ったら、顔の部分はちゃんとタイルみたいなので作ってあった。それにしてもこの顔、「ちはやふる」の若宮詩暢に似てないか?w

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子供の頃、大阪の万博はすごく行きたかったが、大阪は遠くて、家も裕福じゃなかったので諦めた。その時は、貧乏な自分ちを呪ったものだが、考えてみると、大学時代は家にあまり金はなかったのに、よく一人暮らしさせてもらえたなあ、と。自分がその立場になると、あらためて親のありがたさが身にしみる。