昨日、筑波山にカタクリなどを見に行ってきた。コースは、つつじヶ丘から東筑波ハイキングコースを歩き、林道入り口で左に曲がり、女体山・キャンプ場コースで女体山に登る、というもの。

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お目当てのカタクリは、ちゃんと眺めるのは初めてだが、写真に撮るのがとても難しい花だった。一面にみっしりカタクリが咲いているところは、肉眼で見た感じをなかなか写真に収められない。

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よく見かけたのはスミレ。スミレというのはずいぶんと種類があるようで、たしかにいろんな形の花が咲いていた。写真もいろいろ撮ったけど、その内に種類が違うのか、それとも同じ種類で少し形が違うのか、だんだんわからなくなってきて、お腹いっぱいになった。

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キクザキイチゲ(菊咲一華)も青い花と白い花を撮ったが、イチゲの違う種類のもあった気がする。

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モミジイチゴ(紅葉苺)の花。今回、ひたすら花の写真を撮りまくっていたので、あまり風景がないけど、この写真にちらっと写ってるように天気がよくて、ハイキング日和だった。モミジイチゴは、去年の夏に筑波山に登った時に、実の写真を撮っていたが、この花がそれなのは帰ってきて調べて初めてわかった。

以下、ちょっとマイナーな感じの花の写真を載せる。いずれも現場では名前がはっきり分からなくて、帰ってきてから主に「四季の山野草」というサイトで調べた。

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イワセントウソウ(岩仙洞草)。

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ハルトラノオ(春虎の尾)。

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カンスゲ(寒萓)。

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ネコノメソウ(猫の眼草)。

この他、ニリンソウ(二輪草)、ツルキンバイ(蔓金梅)、ムラサキケマン(紫華鬘)などもちらほら咲いていた。

カタクリの群生とキクザキイチゲは、女体山・キャンプ場コースで、その他の花は主に東筑波ハイキングコースで見た。東筑波ハイキングコースは、つつじヶ丘から林道入り口まで1時間20分、女体山・キャンプ場コースの上りも1時間20分だった。ちょっと距離があるが、花を楽しむには良いコースだと思う。

女体山に登った後は、例によって御幸ケ原の茶屋でつくばうどんを食べて、ロープウェイでつつじヶ丘駐車場に降りた。カタクリの見頃ということもあって人出も多く、行きの筑波山直行のバスは満員で乗りきれず、30分待って次のバスに乗った。 帰りもつつじヶ丘駐車場を出るときには既に満員。途中の筑波山神社入り口は「満員です」とアナウンスして、停車せずにスルー。待ってた人はどうやって帰ったんだろうか。