20130811-01

夏休み、久しぶりにソロキャンプに行ってきた。休み前からどこに行こうかと調べていたが、ちょうどペルセウス座流星群がピークを迎えるということなので、近くに天文台のある福島県の鹿角平観光牧場にした。常磐道をいわき勿来で下りて山の方に向かったところにある。光害マップでも空が暗い場所のようだから星がよく見えるだろう。

この写真は説明用に次の日の朝撮ったものだけど、右側の建物にある売店で申し込んで、キャンプ一張り一日1,000円、緑化協力費一人200円で〆て2,200円也。左のテントはバーベキューサイト。自動販売機もあるし、コンロも借りられて肉も買えるようだ。

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テントサイトはこんな感じで、細長い芝生の好きなところに張る。自分のテントは右の小さいやつ。道路にも近いし、近くに側溝もあるしで、あまり良い場所じゃないが、唯一木陰になる場所だった。やっぱりタープを導入したほうがいいかな。

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到着したら早速ビールを飲み、暗くなる前にいわき勿来のスーパーで買った食材で晩飯。今日のメインはステーキだ。100均のダイソーで買った鉄のプレートが実に調子良い。これはどこかのキャンプのブログを読んでて知ったものだが、ダイソーだけど400円(取っ手を入れると500円)出す価値あり。サイズはソロキャンプ用の小さいバーナーにピッタリだ。スーパーで売ってるステーキ肉は半分に切らないと乗らないけどね。

初日はこの後、ウィスキーをちびちび飲みながら、星を見ていた。 ペルセウス座流星群は、この日は5個ぐらい見ただろうか。

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次の日、朝起きると芝生にはびっしり朝露。同じキャンプ場に2泊するなんて初めてだが、今日一日どう時間をつぶそうか。

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事前に近くの温泉を調べていたので、まずはそこで朝風呂にすることに。車で30分くらい走ったところにある、湯岐(ゆじまた)温泉だ。山道を脇道に入って、くねくね登った先に車を止めて、ちょっと下りたところにある。隣の山形屋旅館で料金300円也を払う。

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風呂はこんな感じで、大きな浴槽と上がり湯用の小さな浴槽。これだけ。つまり混浴なのだが、朝だし誰もいなくて貸し切りなので、のんびりと浸かる。

この後、ずっと前から気になっていた三株山に行ってみた。あまり情報がないがキャンプ場もあるらしい。例によってカーナビなしの格安レンタカーだったので、nexus7のGoogleマップでナビしながら走ったが、車のシガレットソケットからnexus7が十分に充電できないようなので、後半はiPhone5のGoogleマップに切り替えた。

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走っていると、まず三株山富士見台の入り口があったので登ってみた。車では途中までしか行けず、ひーひーはーはー言いながら。頂上まで登ると展望台があり、無料の双眼鏡まである。状態が良いと富士山が見えるということだが、看板によれば冬場の日の出後2時間又は日没前2時間などと非常に難易度が高い。

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頂上付近は、筑波山と同じく蝶々が乱舞している。この写真は登ってる途中で撮ったもの。筑波山とはちょっと種類が違う。

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その後キャンプ場を探して、よくわからないまま砂利道を登ることしばしで、ようやく見つけた。水場もトイレもあり、高原で見晴らしも良い所だけど、なんだか虫が多いような。

前回ソロキャンプしたのは、昨年の海の日の三連休に同じく福島県の芝山自然公園だったが、曇ってて星が見えない、虫に盛大に刺される、キャンプ場貸し切りで超絶寂しい、という三重苦だった。(あまりひどくてブログの記事にもしていないほど。)今回は足を三か所刺されただけで、涼しいし極めて快適だったので、三株山まで足を伸ばす必要はなさそうだ。

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温泉に行って三株山を回って食材を仕入れたら、それなりの時間になったので、キャンプ場に戻って早速ビールを始める。福島県のこのあたりは、車で走ってると、温泉にしても事前に調べていた以外にも沢山あるし、小さな観光スポットにも事欠かない。だから時間を潰す心配なんてなかったんだけど、この日は湯岐温泉と三株山でもういっぱいいっぱいな気分だった。

食材といっても、一部を除いてはセブン-イレブンで仕入れた。一人で食べる分にはコンビニはとても便利だ。夏の夕方、キャンプ場で冷奴をアテにビールを飲む。この上ない幸せな気分だ。

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暗くなったら星を見る。天の川が良く見える。

この写真はamazonで買ったRM-UC1互換リモコンを使って、ISO100、F2.8、シャッタースピード60秒で撮ったが、露光時間が中途半端に長かった。ISO800、SS10秒位だったら、星の流れが少なくて良かったと思う。何しろ星の写真なんて、太陽と月以外は初めてなんで試行錯誤中だ。コンデジ(OLYMPUS XZ-1)でも結構撮れるもんだ。むしろ以前使っていたOLYMPUS E-PL1は、ミラーレス一眼のくせにリモコン非対応なので全く役に立たない。こんなのは捨てて型落ちのデジイチでも入手しようか。

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キャンプ場だからトイレは終夜点灯だし、花火をするグループもあったりで、寂しくはないが星を見るには明るい。星が見たかったら、丘を登って天文台のそばまで行けばいいんだろうけど、なんとなくテントの前に敷いた銀マットの上で、シュラフにくるまって星を見て、写真を撮った。

肝心のペルセウス座流星群だが、ピークの午前3時頃は、薄雲が掛かったりもあってか、さほどではなく、かえって早い時間のほうが派手だった印象。

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他のデジカメもそうかと思うが、OLYMPUSのデジカメで長時間シャッターを切ると、露光後、同じ時間だけ、シャッターを閉じた状態で露光を続ける。この処理で撮像素子のノイズだけを捉えてノイズ除去する仕組みのようだ。この処理がBULBでも有効なのにようやく気づいたので、iPhoneのタイマーを使ってSS 10分とかで撮ってみた。

ありふれた写真だけど、自分で撮ってみると、北極星ってやっぱり動かないんだ、と感動する。

もしかしたら、この写真の下のちょっと右の方にうっすら写ってる光跡は流星じゃないかな。それとも人工衛星?

夏休みの前半に、こんなに濃いイベントをやったので、もうお腹いっぱいだ。残りの夏休みは冷房の効いた部屋に引きこもってるのもいいかもね。