三連休の中日、青梅の御岳山(みたけさん)に行ってきた。最寄りの駅がJR御嶽駅(みたけえき)で、先日噴火した御嶽山(おんたけさん)と同じ字だが、山の名前は御岳山。ちょっと混乱する。高尾山や筑波山以外のところも行きたくなって、ここに来てみた。初めて来たので、写真多めで。
柏を8:00くらいに出て、JRで神田発8:57の青梅特快に乗り、青梅で乗り換えて、御嶽駅に10:30頃着いた。新宿発のホリデー快速おくたま号を使うのが定番だろうが、柏からだとそんなに時間は変わらないんじゃないかな。それにしても中央線はトイレがないので、なんとなく不安になる。
JR御嶽駅の駅舎がいい感じ。
駅降りてトイレに寄ってバス停に向かうと、結構な人数が待っていたが、臨時バスを出してくれて座っていけた。(2台目の青いバスに乗った。)走ってる間も、車掌さんが無線で連絡をとりあって、きめ細かく運行している模様。
ケーブル下に着く。
帰りもこのバスに乗ったが、左側の坂を降りていたら、おじさんが「バス乗る人いますかー」と声を掛けてくれたので、「乗りまーす」と応えてそのバスの最後の乗客になった。バスは混んでたけど、次を待たずに済んでよかった。なので、このバスの印象は良い。
バスを降りて、坂を少し登るとケーブルカーの駅に出る。
ケーブルカーに乗って時間を節約して、奥の山を目指すのがパターンのようだが、今日は無理しないことにしてたので、ケーブルカーの線路をくぐって参道へ。
山の上に神社があって、下から参道が続いている。
参道には杉の大木がたくさんあって、降りるときにようやく気がついたけど、参道の脇の杉の木には上から順に番号札がついていた。一番下の杉は786番だった。
参道はずっと舗装されていて、宅配便とかの指定車両が通る。宅配の車はヤマトと佐川を見たが、舗装されているとはいえ、途中結構細いところもあり大変そうだ。もっとも、すれ違う車は多くないと思うが。
いつものように道端の花の写真を撮りながら、チンタラ登る。これはアキノノゲシ(秋の野芥子)だと思う。
ツリフネソウ(釣船草)。形も模様も面白かったので、何枚も写真を撮ったが、もうシーズンが終わりかけているのか、しおれた花が多かった。上の方で状態の良いのを少しだけ見ることができた。
これは名前がわからない。実の形がキモいというか、面白いというか。(ピント合ってないけど)
シュウカイドウ(秋海棠)。場所のせいなのか、見たことのない花が見れてうれしい。参道の上りは標準1時間だが、写真撮りながらで1時間20分くらいかかった。
参道を登り終えた後、道を間違えてケーブルカーの駅方面に進んでしまった。この日の目的地の神社は、向こうに見える、たくさん建物がある中を登った先にある。
紅葉はもう少し先だろう。モミジも未だ青い。
ケーブルカーの駅から引き返して、ようやく神社入り口についた。
ここからは、階段が続く。
階段の途中になんか居るし。
で、山頂の武蔵御嶽神社に到着。
カミさんの分と二つ、お守りを求める。天気が良ければ、もっと見晴らしが良かったのだろう。
茶屋でととろ蕎麦を食べた。少し混んでいたので、予約席と書いてあるコタツ席に案内されて、今シーズン初のコタツも味わった。
シュウメイギク(秋明菊)やクサノオウ(草の黄)、ヤマホトトギス(山杜鵑)などを見て、下山。下りるときは写真もほとんど撮らず、脇目も振らずに下りたので、標準時間の約40分で。ちょっと頑張りすぎて、今日は膝の下の足の前側の筋肉が痛い。今回はなるべく楽なコースを無理しないで歩いたのに。
気持ちの良いコースなので、次はロックガーデンやら大岳山まで足を伸ばそう。しばらく通ってみようかな。JRとバス代で、往復2,712円也。途中まで通勤定期を使ってるので、筑波山に行くよりもちょっと安い。高尾山ほどではないが。