スマホは旧イー・モバイルの契約なので、通話料は30秒20円だ。それほど通話するわけではないので、無料通話サービスの付いたY!Mobileのスマホプランに切り替えるとかえって高くついてしまう。しかし通話料は安いに越したことはないので、楽天でんわで節約している。だいぶ前にFusion IP-Phone SMARTも申し込んでいて、050の番号ももらっていたのだけど、専用のアプリを入れるのが気に食わなくてずっと使ってなかった。せっかく050の番号もらったのになー、と思って調べてみたら、nexus5ではAndroid標準のSIP機能で利用できることがわかったので、次のようにして併用することにした。

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電話アプリの設定>通話設定>Phone account settingsで「インターネット通話(SIP)アカウント」を開く。

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ユーザ名にFusion IP-Phone SMARTのSIPアカウント、パスワードにSIPアカウントパスワード、サーバーにドメインの内容を入力して保存する。(参考ページ。)

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「Make calls with」の設定は、「Ask first」を選ぶ。(これ、併用のためには重要。)

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楽天でんわも専用アプリを使用せず、プレフィックスplusというアプリを使用しているので、電話をかけようとするとこういう画面が出る。IP-Phone SMARTを使うときは、ここで「なし」を選ぶ。

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そうすると、さっきの「Make calls with」の「Ask first」の設定により、「アカウントの選択」ウィンドウが開くので、ここでSIP電話の番号表示(モザイクかかってる方)を選ぶ。これでIP-Phone SMARTで電話がかかる。

050番号を教えてない人宛の電話やIP電話で掛けられない番号(0120とか)にかけるときは、さっきのプレフィックスplusの画面で「楽天でんわ」を選んで、「アカウントの選択」で「SoftBank」を選ぶ。SoftBankの回線を使って、自動的に楽天でんわのプレフィックス(003768)を頭につけて電話してくれる。(0063で会社請求にする場合も同じ手順。)IP電話では、0037とか0063は掛けられないので、「Ask first」の設定を使って指定してやらないとダメなのである。

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「Phone account settings」で「着信を受ける」も設定したので、ご覧のようにIP-Phoneでも着信を受けることができている。

楽天でんわが30秒10円で、Fusion IP-Phone SMARTが30秒8円。大した差じゃないが、IP-Phone SMARTの方が電話がかかるのが早くて気持ちが良い。アカウントの選択でひと手間増えるのが煩わしいといえばそうだけど。どっちも月額基本料はかからないので、月に100円から200円くらいしか電話しない自分にとってはありがたい。まあLINEとかいうのを使えば、もっと節約できるんだろうけど、なるべくアプリは入れない方針、ということで(笑)。

電話料金といえば、留守電を聞くのに結構かかっているので、ついでにこのページを参考にして留守電の設定を解除した。(どうせ電話ください、くらいしか入ってないので。)

なんか涙ぐましいことをしてる気がしないではない。ちなみに家族はiPhone持ちなので、auスマートバリュー+電話カケ放題プラン(データ定額2)で、月々7,000円前後。月々3,000円強の私の倍以上もかかっているが、iPhone使いたいってことだから仕方ないよなあ。