昨日、新宿のシネマカリテ2で「エクス・マキナ」を観てきた。facebookにちょろっと書いて写真も載せたけど、書き足りなかったのでもう少し書いてみる。ネタバレ注意。

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映画は、検索エンジンで有名なインターネット会社の創業者が作ったアンドロイドを、選抜されたその会社の社員の一人が人工知能をテストするという話。この二人の会話は、ありがちなふうに誇張されているのだろうが、ハイテクな分野のできるヤツらの会話っぽい感じで、英語は完全にはわからないものの雰囲気を楽しめた。もうちょっと英語ができたら、バッチリ分かりそうなんだけど、歳も歳だし、鍛錬もしてないので、英語の力は落ちるばかりだから仕方ない。

アンドロイドは美しい女性型で、顔と手足以外はロボットの造形となっていて、素晴らしいCGだった。で、劇中、服を着たりかつらを被ったりってシーンがあるのだけど、映画の中ではロボットっぽいところを隠すということになるのだが、実際にはCGが要らなくなる。デーモン小暮が怪我をして入院したときとか、国技館で悪魔の姿を禁止されていたときとか、化粧をして人間の姿になっているという設定と同じような状態になるわけだ。

それはそれでいいのだけど、ラストで、アンドロイドが他の試作品の皮膚を自分に貼り付けて、人間の姿になって逃げ出すというところ、人間の姿になると、アンドロイドのCGよりスタイルが悪くなるというのは、いかがなものか。このあたりはファンタジーだから細かいことはいいんだけど、あきらかにおっぱいが小さくなるってのはイカンのではないか。いや、もしかしたら自分が把握できてないだけで、人間の姿を模倣するときにもっと高度な何かの技を使ったのだろうか。

このあたりがモヤモヤしていて、ついこんな記事を書いてしまった。

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映画は昼過ぎからだったので、近くの「北の大地」というラーメン屋で昼飯を食ってから行った。大地味噌ラーメン、850円也。レギュラーに玉子半分、青ネギ、チャーシュー1枚追加のトッピングしたもの。熱々で美味しいラーメンだった。札幌ラーメンのイメージとはちょっと違うけど、きちんと頑張っている感じ。味のわかる人間じゃないので、自分の好みの方向であれば満足だ。