太って、またズボンが一つ履けなくなった。カミさんにも、最近腹がでっぷりしてきたといわれる始末。会社の帰りは上野駅まで歩いて、週末は山歩きをするしかない。もっとも梅雨になれば、雨降りなので歩かないし、梅雨が明けたら暑くて歩かない。要するに今だけ。

ということで、土曜日はローテーションにしたがって宝篋山に行ってきた。つくば発8:35のバスを使ったが、良いシーズンだけあってバスは混んでて座れなかった。同じバスの女性4人男性1人の年配のグループなどと一緒にバスを降りる。(このグループとは、往き帰りのコースが逆だったようで、帰りのバスも一緒だった。)なお、つくバスの運転手は、非常に愛想の良い気持ちのいい人だった。見た目は勇者ヨシヒコに出てくる仏役の人(佐藤二朗)にちょっと似てるかも。

今日の上りは、常願寺コース。最初はだらだらとゆるい道が続くので、テントウムシを撮ったり、

(多分)ヤマテリハノイバラ(山照葉野茨)を撮ったりして歩く。

これは、ヘビイチゴ(蛇苺)の花と実。

この蝶々は、ヒメウラナミジャノメってやつかな。

保護色。カミさんはこの手の昆虫が好きなので、この写真見せたら受けてた。

そのほか、トンボとかもいたけど、単焦点レンズ2本(24mmと50mm)では、急に出てくる被写体に対応しづらい。キットレンズのズームのほうが良かったかな、とも思ったが、明るいレンズはそれなりに楽しい。明るめのズームレンズを買おうかな、でも重くなるのは嫌だな、とか思いながら歩く。

そうこうしているうちに、常願寺コースの急坂になる。看板の字がちょっとかわいいが、坂はつらい。ゼイゼイ言いながら登っている途中で、この山は山頂に茶屋がないので、頂上でビールが待ってないことに気づき、ちょっと気持ちが萎える。しかし今日は、ソロクッカーとガスを持ってきたので、頂上でカップ麺が食えると思って頑張る。

なんとか中間地点の尖浅間山頂。25℃もある。

その後は、オカタツナミソウ(岡立浪草)やイワニガナ(岩苦菜)や、

ヤマツツジ(山躑躅)を眺めて宝篋山頂を目指す。

これはナルコユリ(鳴子百合)というらしい。ちょっと先を歩いていた二人連れのおば様が、写真撮りなさいとかいうので、へい、とか言って撮ってみた。

てことで何とか山頂へ。なんだかんだで2時間くらい。そそくさとお湯を沸かして、カップ麺を食ったが、この季節は暖かいものを食ってもあまりありがたくないのだった。カップ麺とコンビニで買ったサンドイッチ、おにぎりを食って、適当に写真を撮る。帰ってからgoogleフォトに写真を上げたら、勝手にパノラマ写真を作ってくれたので貼ってみる。

山頂で、ミヤコワスレ(都忘れ)とかウマノアシガタ(馬の脚形)とか、シロヤマツツジ(白山躑躅)とかニワゼキショウ(庭石菖)を眺めて下山。

暑い日だったが、下山の小田城コースは、木漏れ日の中を歩くコースで、なかなか気持ちが良かった。

石に葉の影が落ちていて、イイ感じ。

夕方、歯医者の定期検診を予約していたので、何とか間に合うように急いで下りて戻ってきた。それにしてもちょっと喉が痛い。風邪?