11月くらいから、気分がふさぐことが多くて、これは季節性うつ、いわゆるウィンターブルーなのか、とも思うのだが、それならば、陽の光を浴びて運動しないとならんだろうと、土曜日に久々に筑波山に行って気晴らししてきた。なぜか、少し身体をいじめるくらいにするのが良いと思い込んでしまい、普段は行かない御幸ヶ原コースを(3年ぶりに)上ることにして、シャトルバスを筑波山神社入口で降りて歩く。
さすがにこの季節は人も少なく、筑波山シャトルバスも空席があったくらい。神社も正月の用意を進めていて、謹賀新年の看板やら、
茅の輪が置いてあったりする。(こっちは12/31のお祓い用?いわれが良くわからない。)
筑波山神社を過ぎたところから、御幸ヶ原コースの始まり。ここら辺はまだ紅葉があったりするが、
上り始めてすぐに、(多分)ジャノヒゲ(蛇の髭)の青い実を見たのと、
フユイチゴ(冬苺)の赤い実を見ただけで、あとは草花の類は全く見るべきものがなく、ひたすら息を切らしながら登る。
コースの2/3くらい過ぎた、男女川(みなのがわ)の源流の湧き水付近の杉の大木のあたりまでくると、つらいのを通り越してちょっと楽しくなった気がしたのだけど、その辺が少し傾斜が緩くて下りもあったりしたので、楽に感じただけのようで、
そこを過ぎると丸太の階段がひたすら続いて、気持ちが折れそうになる。
何とか御幸ヶ原まで到着して、息を整えたら、男体山へ向かう元気は残っていた。
男体山まで来るのは久しぶりだけど、あいにくガスってて富士山は見えず。うっすら見えているのは方角的には秩父の山なのかな。(写真はがっちりいじってます。実際はもう少しうっすら。)
いつもの女体山って、こんな狭いところに登ってたんだな。
男体山からの下りは、来た道でなくて裏から下りたが、あてにしていたショートカットの道が通行止めになっていて、結局、崩落箇所のう回路に入って、自然研究路をぐるっと回ってしまう羽目に。この道は急なところもあって、ちょっと怖かったが、山の陰になっているので、水たまりが凍っていたり、雪が残っていたり、霜柱が見れたりした。いずれも今シーズン初。
想定外のコースをとってしまって、少し遅めの昼飯になったが、いつもの茶屋でいつものつくばうどん。ゆずが乗っかってておいしいんだけど、前にうまいと思ったのは、この茶屋じゃなかった気がする。
かなり疲れてしまったので、帰りは無理せずロープウェイ使って、筑波山京成ホテルで風呂入って帰ってきた。このコースを歩きとおせるくらいじゃないとダメだけど、もう少し頑張ればなんとかなりそうと思えたのが、この日の収穫。