Google chromeがNPAPIプラグインのサポートを終了して以来、JISC(日本工業標準調査会)のJIS検索をubuntuでうまく使えないでいたが、とりあえずこんなふうにすればある程度は見える。(図や、表の罫線が表示できないが、文章は読めるようになる。)
- FirefoxでJIS検索ページを開いて、見たい規格を表示させる。
- 別ウィンドウにJIS規格が表示されるはずだが、真っ白なページが出てしまうので、右クリックして「要素を調査」を実行する。
- 「スタイルエディタ」を開いて、.textLayer > divなんとかのところのcolor: transparent;
のチェックボックスのチェックを外す。の行を消すかコメントアウトする。 - 次に
「スタイルファイルエディタ」を開いて、.textLayerのところにopacity: 0.2とあるのをopacity: 1.0に変更する。
Greasemonkeyとか使えば、いちいちJIS規格を開くたびに上記を実行しなくても済みそうだけど、 JIS規格なんて仕事でしか見ないから、自宅のubuntuで見れなくても会社のPCでIE使って見れればいいやと思ってたので、図表の表示も含め、設定の追い込みを頑張っていなかった。
ところが業界団体の仕事の関係で、この夏休みに某国際規格の解説本の校正をしなければならなくなった。寝室のPCの近くにゴロッと横になって校正作業するために、どうしてもubuntuでJIS規格を確認したくなったので、確かある程度は見れたよなあ、とか思いながら設定を思い出してみたので、メモ代わりに記事にしてみた。
Firefoxでいつまでプラグインのサポートがあるのかわからないので、これについてはこれ以上頑張るつもりナシ。Windows10でubuntuのbashが動いたりするって話だし、いつまでもubuntuにこだわっていても仕方ない気もしている。寝室のPCもubuntuの代わりにWindowsを入れて、MS Officeを使えるようにするべきなのかな。ubuntuも2006年から10年くらい使ってきているが、そろそろ潮時なのかもしれない。