以前ブログにchromebookだけで過ごすのはむずかしいとか書いたが、chromebookは割と気に入っていて、近頃はキーボードとマウスの切替器(ELECOM KM-A22BBK)を使ってPCと切り替えて、外付けディスプレイにつないで使ったりもしている。

しかし、CPUがCerelon N2830、メモリ2GBというのはやっぱり非力で、ちょっともっさりしてる感があるし、Google mapで3Dなんてやると、途中でしばらく止まったりもする。

もっとパワフルな環境だとどうなんだろうか?と思って、PCにChromium OSを入れて試してみた。

Chromium OS カスタムビルド配布ページの説明のとおりにダウンロードして、ubuntuのddでUSBメモリにコピーして立ち上げる。その後、SSDにインストールしたが、バックアップ用の2台目のSSDにインストールしてもうまく立ち上がってくれなかった。せっかくここまでやったからと思って、メインのSSDを潰してそこにインストールして無事立ち上がった。

見た感じはchromebookとほぼ一緒で、ブラウザはchromeじゃなくてchromiumなので、アイコンが青系の単色のものになってくらいの違い。やはりCPUが早くてメモリも多いから、動作は極めてサクサクで気持ちが良い。しかし、flashを入れたつもりなのに表示できないページがあったり、chromebookでうまく動かないgoogle mapの3Dは、そもそもメニューに出てこなかったり、といろいろと惜しい感じ。

やっぱり無理しないで素直にubuntu使ってるほうが良いな、というのが現時点のとりあえずの結論で、DVDからubuntu 16.04 LTSを再インストールした。

Chromium OSの他にも、次を試したのだけど、

  • Cub LinuxはChrome OS風の外観を持つubuntuフレーバーで、14.04ベース。見た目はまあそうなんだけど、やっぱりちょっと違うかなって感じ。
  • CloudReadyは、最初chromebookのリカバリユーティリティでUSBメモリに焼けずに断念していたが、Chromium OSみたいにubuntuのddでやればUSBメモリには焼けた。ただ、ネットワーク接続が不安定なのか、すぐにブラウザが再起動するので、実質何も出来ず。
ということで、いずれもイマイチ。

amazon.comあたりでChromeboxを個人輸入するのはどうか、とも思ったが、久々にクリーンインストールしたubuntuをいじっていたら、これはこれでイイ感じではあるので、かろうじて物欲を抑えているところ。

敬老の日の三連休に、親の引っ越しの手伝いをしたら、久々に腰をやってしまい、連休明けの日は布団からなかなか起き上がれず、結局会社を休んで行きつけの整形外科へ。水曜日は頑張って出勤したが、まだ通勤電車が辛く、金曜日もお休みを頂いてしまった。基本、安静にしてるだけなので、暇に任せてChromium OSなどをいじりまわしていたのだけど、全体にどうもうまく行かず残念な感じだ。