今朝の朝刊に広告が載っていて、あ、これは読もうと思って、さっそくKinoppyで電子書籍を購入して読んだ。(上のリンクはamazon kindleだけどw)

今の自分は、音楽からも若い才能からも遠いところにいるから、素直に楽しめて泣けた。傑作。

今年はいつもの堂場瞬一とか今野敏とか以外には、マンガばかり読んでた感じだったので、年末になってようやくちゃんとした小説を読めて良かった。この作者は、「六番目の小夜子」と「夜のピクニック」くらいしか読んだことがなかったと思うので、他のも読んでみようかと思う。(たぶんこれも何回か繰り返し読むだろう。)

話は変わるが、映画は先日「ローグ・ワン」を観て、全然期待してなかったが面白かった。本当は「聖の青春」とか「この世界の片隅に」を観なきゃなあとか思っていたんだけど、なんか気が重くて、「観なきゃ」じゃなくて「観よう」って思うことだよなって。読書も、そんなふうに思えるのに出会えるかどうか。