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Ubuntu 12.04 LTS (Precise Pangolin)をインストール

GWの後半は雨のスタートだ。天気の悪い休日は、心おきなくゴロゴロできる。なので今日は、この時期恒例ということで、ubuntuの新しいバージョンをインストールした。

新しいバージョンといっても、特に何かが大きく変わったという事はない。インストールやカスタマイズの手順もこれまでと変わらない。ただ今回は、1年くらい前から64bit版を使っていたのをやめて、32bit版をインストールすることにした。64bit版の方がメモリをたくさん使うようで、メインメモリが2GBくらいの環境では、VirtualBoxを使うとすぐswapしてしまって面白くなかったので。

CD-ROMにisoイメージを焼いて、インストールしてアップデートを適用したあとは、好みのアプリケーションを入れて、使い勝手をカスタマイズするって流れだ。

追加したアプリケーションは、google chrome、Synapticパッケージマネージャー、unrar、Dropbox、gftp、gimp、VLC、smplayer、ibus-mozc、unzip。google chromeとDropboxはそれぞれ本家のサイトからdebファイルを落として、unzipはいつもの通り日本語Remixのモノをsudo dpkg -iでインストール。

カスタマイズは次の感じ。今回はインストール直後に日本語フォントの表示がおかしくなる問題はなかったので、関連の作業は必要ない。

  • LANG=C xdg-user-dirs-gtk-updateを実行して、バックアップしてあるhomeの中身を戻す。
  • gnome-panelをインストールしてGNOME Classicで使う。アプレットの追加、パネルのカスタマイズなどはGNOME Classic (No effects)の環境でALT-右クリックすれば設定できる。(5/12追記:普通のGNOME ClassicでもALT-Window-右クリックで設定できる。2ちゃんで教えてもらった。)
  • gconftool-2でウィンドウのボタンを右端に移動する。
  • MigMixフォントを~/.fontsに仕込んで、~/.fonts.confを設定する。実際にはバックアップしてあった設定ファイルをそのまま使えばよかったが、元ファイルは/etc/fonts/conf.avail/69-language-selector-ja-jp.confに移動されていた。
  • gnome-tweak-toolを入れて、「高度な設定」を行う。(フォントとかテーマとか)
  • Youtubeの色がおかしいのは、sudo mkdir /etc/adobeして、mms.cfgというファイルに次の2行を入れるとなおる。
    EnableLinuxHWVideoDecode=1
    OverrideGPUValidation=true
  • オーバーレイ・スクロールバーを無かったことにする

以前のバージョン(11.10)では、一時、GNOME3を使ったりLinux Mintを使ったりしていたが、結局cinnamonで落ち着いていた。今回もPPA追加してcinnamonを入れようとしたら、タイムアウトしてうまく行かない。debを落として入れればいいのかもしれないが、GNOME Classic (No effects)でパネル周りを色々いじったら、ほぼ満足してしまった。No effectsでカスタマイズできることに気づかなかったというのもあるが、なんだか一周して元に戻ってきた感じ。

バージョンが上がっても、代わり映えしないように感じるが、細かいところはいろいろと詰められていて、あまり手をかけなくても使えるようになるって印象もある。

MigMixフォントを自分でビルド

以前はM+フォント自分でIPAフォントと合成して使っていたが、MigMixフォントだとちゃんとしたボールド体のフォントも一緒に公開されていて、1年くらい前からそちらを使うようになっていた。ubuntuではあまり何も考えなくても、インストールするだけでボールド体が綺麗に表示されるのが気に入っていた。

ところが最近MigMixフォントの更新がない。M+ TESTFLIGHT 043への同期が最新だが、M+は047まで行っている。今日は天気も悪くて、家でゴロゴロしていたので、自分でビルドしてみることにした。

ubuntuでfontforgeパッケージをインストールした後、MigMixフォントのビルド手順に従って、cvsでソースを落としてビルドする。mig.d/build_mig.shは時間がかかるものの、なんとか実行できたが、mig.d/mix_mig.shはsegmentation faultで途中で落ちてしまい、必要なフォントが作成できない。ubuntuはdebian由来なので、fontforgeも–enable-doubleを付けずにビルドされていて、ここにある問題はないはず。

結局、もうちょっと調べて見つかったこのページにあるように、scripts/migmix.peを次のように変更してやると、segmentation faultが起きずにビルドできた。

28c28
< SelectWorthOutputting(); RemoveOverlap(); RoundToInt()
---
> SelectWorthOutputting(); RoundToInt(); RemoveOverlap(); RoundToInt()

今後は自前でビルドして、M+フォントの最新のTESTFLIGHTを追っかけていこうかな、と思っている。

ところで、少し前からLinux Mintではなくて、普通のubuntuにcinnamonを適用して使うようにしている。ちょっと動作の怪しいところがあるが、パネルを上下に置かず、上か下だけで使えるので、画面が広くて良い。

Linux Mint 12 “Lisa”をインストールしてみた

先週の月曜日から風邪気味で、月曜の午後と火曜日を休み、勤労感謝の日もおとなしく過ごしていた。木曜から出勤したが、どうも調子が戻らない。この土日も、会社の人が企画したBBQをパスして、病院でもらった薬を飲んでおとなしくしていた。

TwitterやらWebやら見ていると、Linux Mintというのが流行りらしくて、新版のLinux Mint 12 “Lisa”というのが出たらしい。ubuntu 11.10は、GNOME Shellを入れることで、なんとか使えるレベルになっていたが、外出もせず、寝たり起きたりしてるだけで、欲求不満も溜まっていたので、インストールしてみることにした。

もともとubuntuをベースにしているので、インストールはubuntu 11.10の手順とほぼ同じだ。少し違いを感じたことだけメモしてみる。

  • インストールはCD版で行って、インストール後、ログインすると表示されるウェルカムスクリーンから「DVDエディションにアップグレードする」と「マルチメディアコーデックを追加」を実行する。
  • Ubuntu日本語フォーラムの記述の通り、システム設定>言語サポートで、言語設定を一旦英語を一番上にして「システム全体に適用」した後、ログアウトし、再び日本語を一番上にして”Apply system wide”してログアウトする。これで、/etc/fonts/conf.d/69-language-selector-ja-jp.confができるので、~/.fonts.confにコピーして、MigMixフォントを仕込む。(実際にはバックアップしてあった~/.fonts.confを使ったが。)
  • かな漢字変換は、ibus-mozcをインストールした後に、言語サポートでキーボード入力に使うIMシステムでibusを選ぶ必要があった。
  • Dropboxはソフトウェアの管理からインストールしただけでは使えず、コマンドラインから”dropbox start -i”を実行して、残りをインストールする必要があった。

ウィンドウのボタンの位置も右側にあるし、オーバーレイスクロールバーも採用されていない。画面下にはメニューやパネルが出るのでtint2をインストールする必要もない。DVDエディションにアップグレードすると、gimpを追加インストールする必要もなかった。(追加インストールしたのは、今のところ日本語Remix版のunzipと、gftp、smplayerだけ。)というわけで、比較的楽に「使える」状態に持っていくことができた。

かな漢字変換の候補ウィンドウの表示位置がイマイチだったり、Liberationフォントの見栄えがちょっと違うような気もする。パネルも、画面の上のバーの中に表示して、縦をもう少し広く使いたい、といくつか気になるところはある。しかし、最近のubuntuに違和感を感じている向きには、Linux Mintはひとつの選択肢だと思う。

Linux Mintの使い勝手は、GNOME Shell拡張機能で実現されているようだ。ubuntu11.10+GNOME Shellで使っていたので、GNOME3にだいたい慣れたし、しばらくLinux Mintを使ってみようかと思う。

ubuntu 11.10でGNOME3(GNOME shell)を使う

ubuntuでは、11.04から標準のGUIがUnityになった。このブログにも何回か書いたが、どうにもUnityになじめず、以前のGNOME2の環境を模擬するGNOME Classicを使ってしのいできている。

TwitterでGNOME3は意外に使えると聞いて、試してみたところ、確かにGNOME3なら大丈夫そうだ。ubuntuソフトウェアセンターからGNOME Shellをインストールすれば良い。

Unityと大して違わない気がするのに、なぜGNOME3が良いのか。アクティビティを押さなくても、左上にカーソルを持って行くだけで済むとか、グローバルメニューじゃないとか、アプリケーションの並びがGNOME Classicのメニューと同じ順序なので、探しやすいとか、ほんのちょっとした事だけだと思う。

大丈夫とは言っても、気になる点が2つあった。

ウィンドウの一覧がパネルに出ない

tint2というのを使うしか対処方法がなさそうだ。tint2を動かすと、デフォルトでは画面の下の部分にウィンドウの一覧が表示されるようになる。縦が狭くなるが、ここに置くのが一番良さそう。設定で画面上に置くと、GNOME3のパネルに隠されてしまってダメだった。

クリック一発でデスクトップを表示させたい

これも、そのものズバリの方法がなく、tint2のFAQの”Adding a ‘show desktop’ button“のようにやるしかなさそう。wmctrlパッケージをインストールして、デスクトップ表示モードをON/OFFさせるスクリプトを、時計表示の左クリックで起動させるというもの。

若干不満はあるものの、しばらくこの状態で使おうと思う。

というわけで、現在のスクリーンショットはこんな感じ。クリックすると原寸大になる。なんだかんだ言って、GNOMEは画面がカッコイイので、いまさらLXDEやxfceには移れない。英数字のフォントは、Liberationのシリーズを使っている。すっきりしてていい感じ。

ubuntu 11.10 (Oneiric Ocelot)をインストール

いつもは少し早めにインストールしているのに、今回は正式版が出てしばらくたった今頃になってようやくインストールした。iPhone 4Sに夢中になっていたというのもあるが、Unityを使わないとならないのかな、と思って気が重かったというのもある。どうせ大したことはしていないし、ブラウザが使えればそれでよかろう、とインストールを始める。

ブログの前の記事を見ながら進めたが、ちょっと様子が違う感じがしたので、今回は少し詳しめに手順を書いて、自分のメモとしておく。

  1. インストール用CDイメージは64ビット用のものを落としてCDに焼いてインストールする。「インストール中にアップデートをダウンロードする」と「サードバーティーのソフトをインストールする」をチェックする。後者をチェックしておくと、動画やら音楽ファイルなどのいろんなファイルが最初から扱えるようになる。
  2. /homeは別パーティションにしてあるので、インストールの種類は「それ以外」にして、/にマウントするパーティションだけ初期化する。ユーザ名は変えて、dot-fileはまっ更な状態で使い始めるようにする。インストールは20分ぐらいで完了する。
  3. インストール直後は、日本語に中国語フォントが混じったような表示をされるので、システム設定>言語サポートで、言語設定を一旦英語を一番上にしてログアウトした後、再び日本語を一番上にしてログアウトする。(なんというか、すごいバッドノウハウである。)この途中で、xdg-user-dirs-gtk-updateに関係する作業ができるので、「デスクトップ」を「Desktop」とかにリネームした状態にする。
  4. アップデートマネージャを起動してアップデートし、再起動する。
  5. 前のバージョンの時に使っていたhome directoryからファイルを戻す。(~/Desktop, ~/Pictures, ~/Musicを戻す。)
  6. Firefoxのsyncの設定をする。
  7. 日本語Remix版のunzipをインストールする。これはソフトウェアセンターではうまくインストールできないので、sudo dpkg -i でインストールする。
  8. ソフトウェアセンターからその他、必要なソフトをインストールする。(Dropbox, unrar, gftp, gimp, VLC, smplayer)
  9. MigMixフォントを仕込む。フォントを~/.fontsに置き、/etc/fonts/conf.d/69-language-selector-ja-jp.confを~/.fonts.confにコピーして、MigMixのエントリーを追加する。

ここまでやると、だいたい使えるようになる。特に見慣れたMigMixフォントの表示に変わると安心感が出てくる。Unityについては、11.04の時はさっさと諦めたが、頑張って使ってみたら、ある程度は使える感じがしてきた。しかし、パネルにウィンドウの一覧が出ないとか、なかなか目的のアプリが起動できない時があるとか、ウィンドウのボタンはやっぱり右側にほしいとか、グローバルメニューは遠くて嫌だとか、細かい所が気になってしまったので、引き続き次の設定を行った。

  1. gnome-panelをインストールする。これでGNOME Classicが選べるようになる。パネルのカスタマイズなどは、Alt-右ボタンで行う。
  2. gconftool-2でウィンドウのボタンを右端に移動する。
  3. Advanced Settingsをインストールする。今回はZukitwoテーマを追加して、テーマのウィンドウのテーマを”Metabox”、Gtk+のテーマを”Zukitwo-dark”にした。テーマの追加はテーマファイルをダウンロードし、~/.themesに展開するとできる。
  4. Firefoxのアドオンを入れる。Refcontrol(RSSリーダで画像が表示されない対策)とUser Agent Switcher(auお客様サポートを表示するため)を入れた。
  5. mozcはビルドに必要なパッケージがうまく入ってくれないので、ソフトウェアセンターから入れた。ibus-mozcとscim-mozcを入れれば良いようだ。(依存関係でmozc-serverとmozc-utilsが入ってくれる。)
  6. 10/23追記:オーバーレイスクロールバーも使いにくいので、なかったことにする。synapticは入れてないので、このページの通り、下記を実行。
    $ sudo apt-get remove overlay-scrollbar liboverlay-scrollbar3-0.2-0 liboverlay-scrollbar-0.2-0

結局GNOME Classicで使っていて進歩がないが、慣れた環境からはなかなか変えられない。上記の設定は、なるべく最小限ですむようにしているが、印象としては、ubuntu 11.10はカスタマイズしにくい。というか、カスタマイズするためにソフトをインストールする必要がある。そのままの環境で使うならシンプルでいいんだけど、慣れ親しんだ環境からあまり動きたくない年寄りには、不満が残る。